ほたて

 【分類】ウグイスガイ目イタヤガイ科
 【和名】ホタテガイ
 【別名】アキタガイ
 【英名】Ezo scallop



ほたてがいの産地
 日本産ほたてがい(Patinopecten yessoensis)は寒流系の二枚貝で、太平洋側では東京湾以北に、日本海側では能登半島以北に分布しています。産業的にはほたてがい養殖発祥の地である青森県陸奥湾、北海道噴火湾、サロマ湖、オホーツク海沿岸が中心で、近年養殖技術の進歩により、岩手県や宮城県にも産地が広がっています。


ホタテガイの生態
 天然貝の生息場所は水深20〜30mの海域で、アサリ、ハマグリ等の生息場よりも粒の大きい砂泥域〜砂れき場で分散して生活しています。
 ほたてがいは本来は孤独を好む貝なのです。
 生息水温は5〜22℃で、夏季に水温が20℃を超える日が長く続くとへい死してしまいます。
 北海道や青森県が主産地であることからもわかるように、ほたてがいは冷水性の貝なのです。


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